【日記】 コンシューマ畑とソーシャル畑

こうやって日記を落ち着いて書ける日がまた来たのは、昔を思い出して若返った気持ちになる。
1日2回平均でニュースを更新してたあの頃を。


今日のお題は、コンシューマとソーシャルについて。
コンシューマ2社、ソーシャル2社と渡り歩いてきた中でつくづく感じた事がある。

「コンシューマとソーシャルの人間はまだ相容れない」

まだ、というのは必ずしも全部がそうではないだろうという願望の元でつけている。
将来的にはここが融合していくものと思ってはいるのだが、残念ながら双方に無駄なプライドがある。

まず俺が感じた双方についてのイメージ。


【コンシューマ】
・基本は割としっかりしていて仕事はしやすい
・スケジュールを長目に取りがち、遅い(ソーシャルに来てそれが分かった)
・セクション間の繋がりが弱目(セクション自体が力を持ち過ぎてるのと無駄なプライド持ちがち)
・最近の流行について、特に技術面でのアンテナ張りが非常に弱い
・勉強会とか全然無い(致死レベル)
・保守的な組織、年功序列型なので若者が成長・台頭しにくい
・大手でも年収低目

【ソーシャル】
・基本が出来ていないことが多い
・スモールチームで動きやすくスピード感があるが、雑
・KPI重視のスタイル
・勉強会やイベントが非常に多い(と言っても大体は講演者のオ○ニー)
・コンシューマでは当たり前の事を誇張したがる(特に「UI/UX」(笑))
・当然ながらWeb上がりが多いのでMac派が非常に多く、Windowsを悪だと思っている人間の多いこと多いこと...
・現在のネイティブへの移行において、未開拓の分野であるにも関わらず分かってる人間がほぼ上にいない


ネガティブな所が目立つが、実際俺が東京へ来てからの3社とも、
マシなプロジェクトに居た試しが無いし、良いプロジェクトを全く見なかったからだ。

その過程で、コンシューマ畑とソーシャル畑の人間のぶつかりというものも見てきた。
まぁ一番これで酷い例は「Windowsは悪だ」というのを平気で言ってしまう人間がいたことか(笑)

今時Macしか使わせないソーシャルの会社は正直時代遅れ。
これからのネイティブ環境の制作にはエディタやツールが充実しているWindowsを使用すべき。

MacはiOS向けのビルドマシンがあれば十分というぐらいだ。
もしくはMacBookにParallels+Windowsを入れて、両刀使いになるというのも良い手段だ。


ソーシャルの人間がこれまでやってきた作業と言うのは、ほぼほぼHTMLやサーバーサイドモジュール・DB構築に集約されるだろう。
作っているものは2Dがほとんどで、コンシューマのコアな知識が要らないものが主だ。

だがネイティブに関しては、1枚層が違う。
まずプログラムループという概念が入り、ゲームそのものの作り方の是非が問われる。
単純にプログラムの数とレベルが増す。そして3Dが入るとそれが顕著になる。

プログラマだけではなく、デザイナーも共に負担が増す。
エフェクトやモーション、モデルデザインもモバイル向けに洗練して落とし込まなければならない。
その規模感を分かっていないままに、ソーシャルゲーと同じようなスケジュール感でやれると思っている。


せっかくコンシューマの人間を多数採用しているのに、
ネイティブに関しては作り方がまだ全く理解出来ていないから、駒を上手く使えず回らないプロジェクトが
非常に今多いのではないだろうか。

そもそも、今コンシューマでさえ上手く回っていないのだからw

お互いに足りない点を補い合おうとしているのに、どこかでまだこの畑の違いのプライドがぶつかり合い、
ダメな結果になっているように思える。


こんな状態では、まだまだ昔の脳汁の出るような面白いゲームが、一向にスマホで出る事は無いだろう。
ライトなゲームでヒットさせたいだけならまだ簡単だろうが、それでは次の時代は恐らく獲れない。

皆が真に待ち望んでいるのは、やはり脳汁の出るゲームだ。


あと1,2年はこんな状態が続きそうだが、変化が速いのでどうなるかはまるで予測がつかない。
違う畑同士の人間が、しっかりとした形で融合出来る所が勝つだろう、としか言いようが無い。

[ 2013年05月21日 00:56:56 : 日記 ]

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